明日カラオケに行く人必見! 30分で効果が表れる音痴克服法とは?

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隠れ音痴ではありませんか?

自覚が無くても上手いと言われなければ要注意

隠れ音痴は意外と多い

あなたはカラオケで
上手いと褒められたことがありますか?
もし、一度もなければ音痴である可能性があります。

以前の記事でも詳しく書いていますが

自分では音痴じゃないと思っているのに

カラオケで歌い終わったとしても
周りから上手いと言われず
拍手をもらうだけ、盛り上がって次へというような変な空気になっているなら

微妙にピッチが本来の音高まで届かない
隠れ音痴の可能性があります


自分でも分かるくらい音痴な場合は別として

微妙な音痴の場合、自分では音痴と気づかないのです

周りの人は気を使いますから

相当親しい間柄でも、面と向かってあなたは音痴だと教えてくれる人は誰もいません

だから、隠れ音痴の場合は自分で治すことが出来ずに永遠にそのままの事が多いのです

音痴は修正出来る

仮に隠れでもストレートでも音痴だとするとそのままでは
この先人に聴かせる弾き語りなどちょっと恥ずかしくて出来ませんよね。

あなたが音痴じゃないとしても(気付いてないだけでも)
親しい人に音痴がいた場合教えてあげて欲しいのです

音痴を直すことが可能なことを

今日はそのトレーニングについてお話します。

最速で音痴を改善する裏声トレーニング

明日がカラオケだったら?

音痴を直すために歌いたい曲をひたすら聞いて
曲に合わせて何度も歌う

それも良いでしょう
オーソドックスな方法ですが

明日がカラオケに行く日だったらどうでしょう?
間に合いません。

音痴を最短で直す方法

それはズバリ
裏声トレーニング法です

特別なネーミングが思いつかなかったので
そのままの名前になりましたが

裏声を使って歌うことで
早ければ数十分で音痴が改善します

声の出る原理とは?


裏声があの高音を発声する時のか細い声だという事は
少なくとも一般の人よりは音楽に関わろうというあなたはご存知だと思います。ではそのメカニズムについて解説します。

声を出すには声帯という粘膜で出来た2本の帯状の筋を使います

英語でいうとヴォーカルコードと言います

正に声を出す(ヴォーカル)ためのコード(帯)ですね

医学的にいうと声帯は
縦方向に引っ張る筋肉と
横方向から閉じる筋肉の力が加わっていて

バランスが取れています

その閉じられた2本の声帯の間を破って
呼気が突き抜ける時に声帯が震わされ

まるで土管の中で音が響く様に
喉の空間で音が振動し普段の地声になるのです

通常縦に伸ばす筋肉を意識的に使い声帯の張りを強めて
音高=ピッチを上げていくのですが

声帯を閉じるために横から閉める筋肉は無意識に働いていて
コントロール出来ません

裏声の原理とは?

ピッチを上げるために縦に声帯を伸ばし続けていくと
横から閉める筋肉の力が縦の力に無意識に使われて
ついには閉鎖が緩んでしまいます。

そしてその時に裏声に変化するのです。


裏声とは通常横方向から閉じていた声帯が開くことによって弱々しい声になることなのです。

しかし、声帯が縦方向には伸ばされていて
そのテンションによって高い声を出すことが可能になっています。

輪ゴムを伸ばしてテンションを掛けていくと
弾いたときの音が高くなっていくのと同じ原理です。

声帯を閉じることが出来る地声の領域を超えて
高い声区の声を出すには
必ずこの裏声の領域を使うことになるのです。

声域を広げるのに裏声は必要

裏声トレーニングの目的とは?

説明したように声域を広げるために裏声は必要です

裏声は地声から声帯を立てに伸ばし続ける事で地声から切り替わって出るようになっています

この縦に声帯を伸ばし、地声と裏声の両方を使うトレーニングを積むことによって声域が広がります。

それによって高い声を出せるようになるのが
ボイストレーニングの一部の目的だと言えます。


ところが本当のトレーニングの目的は


「声帯を動かす筋肉を細かく自由にコントロール出来るようにする事」なのです

それによって第一にピッチが良くなります。

実は声帯を伸ばす裏声を鍛えることによって

  1. 高音を出す
  2. 音痴を直す

この二つの効果が得られるのです。

特に音痴については効果的です。

裏声で音痴が治る?


歌は普段はもちろん地声で歌うわけですが
上手く音程を取れずにいわゆる音痴に悩んでいる人にとっては

この裏声トレーニングが音痴克服法として最も効果が有ります

やってみると分かりますが
裏声は閉鎖の筋肉を使わないので楽に高い音が出せます

すなわち楽に思った通りの高いピッチまで音程を合わせることができるという事です

音痴は大抵、音感の問題ではありません。

自分では出したい音程は分かっています。

ほとんどの音痴は

声帯周りの筋肉を上手く使えずに
声帯を思った音程まで引き上げる力が弱く
ピッチが届かない

ことから起こる現象です

高い音程になるほどそれは顕著で、
多くの人が思った音程より低いピッチで発声してしまい
それに気づかずに音を外してしまうのです。

裏声を使って楽に音程を持って行けるという事は正確にピッチが出せることにつながります

だから裏声によって正確な音程の持って行き方を筋肉が覚えることで音痴が治るのです。

具体的な方法

裏声は思ったより低いピッチ(音高)まで出すことが出来るので
練習したい歌の中~高音域を裏声で歌う練習をしてみてください

なるべく息を多く使い大きな裏声で歌ってくださいね。

そう、ソプラノ歌手になったつもりで。

それが、音程を正確に出すための筋肉を目覚めさせることにつながります。


毎日このトレーニングを繰り返すことで
普段使わない喉の筋肉が覚醒し

ストレッチ効果で喉が柔らかくなり
望むピッチまで声帯を操ることが出来るようになり、
地声で歌う時でも音痴は改善し
音痴じゃない人もさらにに正確なピッチを出す練習になります。


この裏声トレーニングはストレッチと同じで、何もしない時と比べて僅か30分程度の練習でも効果が感じられる即効性のあるやり方ですので試してみてください。

時間を掛けて声質を改善するのと同時に
即効性があって少しでも音程が正確になる方法を知っておいた方がいいですね

まとめ

  • 自分では気づかずに音痴の人がいる
  • 声帯をコントロールしている縦の筋肉と横の筋肉があり、縦の筋肉だけを使って地声より高い声を出すのが裏声である
  • 裏声を出し、声帯を縦に伸ばす筋肉を柔軟に使えるようになると地声の領域でも思うように音程を狙いやすくなる
  • ストレッチの様にこのトレーニングを続けることで正確な音程をコントロールできるようになる

裏声トレーニングは簡単に出来て全く辛くない練習方法で、効果も出やすいので音程の正確性を上げるのにぴったりな方法ですので、強くお勧めします

気軽に取り組んでみてくださいね

それでは今日はこの辺で。

あなたの音楽ライフが日々レベルアップしていく事を
願っています。

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