あなたが音痴である3つの理由

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嘘をつきたくないからあなたに黙っている

上手いと言われないことの深刻さ

自分が音痴だと自覚している人はほぼゼロ

あなたは自分の歌に自信がありますか?

軽音楽をやっているとギターかピアノである程度コード演奏を覚えたら

次は自分の音楽の世界観を表現する方法として

歌を作りたくなったり、歌ったりしたくなるものです

あなたは自分の歌に自信はなくても「普通」のレベルだと思っていませんか?

自分の歌に普通の自信があったとしても

カラオケなどを歌った時に他人から
「上手いね」と言われない時はかなりの確率で
大して上手くはない。あるいは自分で気づかないだけで
音痴の部類に入っているのです。

上手だと言われないだけで、音痴とは限らないだろうって?

それでは真実をお伝えしましょう

無難な評価は嘘をつきたくないから

他人の評価とは客観的です。

なおかつ

数多くの評価に晒されたのち、多数派の意見があなたの歌の平均的な評価となる訳です

大抵の他人の評価は低評価の場合、あなたに気を使って面と向かって本当の事は言いません

ただし、人間は嘘をつくことの罪悪感もあり正直でありたいという本能があって、歌が音痴だと中々「上手だね」とは言えず

拍手をするだけ、あるいは妙に盛り上がったり曲の感想を述べるだけだったりして歌自体を褒めないものです

誰でも出来る訳ではない楽器演奏と違って歌の場合は、ある程度は歌える人が多いので、上手でない場合は余り上手だと言わないのです

本当に上手な場合や音痴ではないいわゆる「普通」の場合に限り「上手だね」と褒めてくるのです

たまに上手だね、と言われる程度ならそれはお世辞の場合がほとんどだと言っていいでしょう

つまり、残酷なようですが、上手だね、上手いねと言われないという事は自分は音痴だと思ってほぼ間違いありません

みんな自分には甘い

他人に音痴だと指摘されるまで自分では音痴と気づかないものなので
自分の感覚は全く信用してはなりません。

実は録音して客観的に聞くと分かるのですが
自分に聞こえる声と周りが聞いている声は全く違います。

自分の耳で感じる自分の声と
実際に他人が聞いている自分の声は違います。

生まれつき良い声を持っている人を除いては
トレーニングしていない声は響きが単調で暗く、小さくこもっているので
音楽としての声には使えません

それを判断するのは自分の中から聞こえてくる声ではなくて

他人が聴く客観的な声です

人は皆自分では100%完璧に歌を歌ったと思っています。
でも、他人には違って聞こえています。

まずはそこを知ることが大切です。

自分の声を聴いたことが無いから気づかない

録音してみよう

もう一つ音痴である理由で多いのは自分の声を聞いたことが無いから気づかないという事です

もし、自分の声を客観的に聞いたことが無ければ
まずはボイスレコーダー機能で自分の歌声を録音してみましょう

実際に聴いてみると分かりますが初めて自分の声を録音で聞いたときは「誰これ?」と思うはずです

自分では骨伝導と外部から入ってくる自分の声をミックスして聞こえてくるので
録音された自分の声を聞くと別人のように聞こえるのです


自分の声をたまたま動画などで聞いたときにショックを受けたという人は
結構います。

本当に誰か別の人の声に聞こえるからです


でも、自分の声を記録して聞くことが増えてくると
違和感はなくなり慣れてきます

すると、自分の現在の歌声のレベルが分かって
どこをどのように鍛えて行けば良いのか分かるようになってきます

自分の声のレベルが解ったら?

歌を歌う時初めから才能がある人を除き

誰でもほとんどの場合響きの少ないこもり気味の通らない声をしています

トレーニングしていないので当然です

カラオケの機械を通して出る声はカラオケ用にエフェクト(効果)が掛かっているので
良く響く様に出来ています。

しかし、今後弾き語りをするとなると生歌を鍛えなければ
人に聴かせられるようにはなりません。

楽曲に見合った最低限の歌としての声を出せるようにした方がいいですね。

音痴に聞こえる理由を知らない

音程よりも大切な事

さらに音痴の理由としては音程しか気にしていないという事です

歌を歌う時に何を気にするかというと
音痴にならない様にと
よく音程を正確に歌う事に注意が行きがちです

しかし実際は余程音を取れない人以外は

声の質で歌の上手い下手が決まります

声質が上手さのほとんどを決めている

良く通る、上質な、鍛えられた声は音程の誤差など気にならないほどの
「上手だな」という印象を与えます

実際にプロの歌手がカラオケの採点に挑戦すると
平均より低かったりすることがよく話題になります。

それでもプロとして多くの聴衆を魅了しているのです

プロとして認められて売れるようになるには
カラオケ採点の大半を占める音程正確率は重要ではないことの証明です

やはり何よりもまず
声、声、声なのです。


逆を言えば、いくら音程が正確でも
弱々しく暗い、こもったような声では魅力がないどころか
下手に聞こえます。

そういう暗い声の人は
カラオケに行くと
とても声のいい上手な人の陰に隠れ

逆に音痴で味のあるような盛り上げ役になるでもなく

目立たず全く存在感がないまま
デンモクに目を落とす人、トイレに立つ人に見舞われます

声、声、声なのだ

音痴脱却には音程よりも声を鍛る方が近道

良い声とは?

少なくとも音楽を趣味とし、弾き語りをするにもカラオケで歌うにも

ガツンとくる、明るい、前に出る声を出すようにしたいものです。

そして声量もあれば、みんな顔を上げてしっかり注目して聞いてくれます。


このブログで
あなたも声をトレーニングして歌の楽しみに目覚めてください。

目的は人に聴かせられる程度の明るく前に出る声を出すことです。

出来れば息漏れのない、しっかりとした密度の濃い
アナウンサーや声優のような安定感のある声を出すことです


元々才能がある人でない限り

普段の話し声というのは、人に音を聴かせる事を意識していないので
そのまま歌に使おうとすると
こもった暗い声で、まるでお経の様に聞こえるものです。

それに比べ、しっかりとトレーニングした声は
高音が良く響きクリアに聞こえ
同じ音でも明るく高めに聞こえます

話し声から意識しよう

かと言って歌声を鍛えるために
ピアノを使ったボイストレーニングなどの発声練習をするにも
大声を出せるような環境が整っている人は多くありません


しかし、幸いにも歌を歌うのも普段会話をするのも
声を使うことには変わりありません

そのため普段のしゃべり声から意識して
良い声を出すための練習を積むことが可能です


アナウンサーや声優の声と一般人の声の違いというと
解りやすいでしょうか

アナウンサーや声優が発声練習をしていることはよく知られています

彼らは決して生まれ持ってハキハキとした明るい声を持っているわけではなく
トレーニングによってあのような声を手に入れているのです。


もしあなたがボーカルの練習のために大きな声を出せる
たとえば音楽スタジオやカラオケに頻繁に行ける環境が無くても
普段の会話から良い声を出すことを訓練すれば歌にもフィードバックすることが出来るのです

そして、アナウンサーや声優の様によく響き
高音が抜けるような明るい話し声が出せれば
自然と歌声もよくなってきます

それではボーカルとして使える声はどのようにして
作られているのかお話しましょう

頭はスピーカー


あなたの声が実力派ボーカリストや声優、アナウンサーの様にキラキラしていないのは

声が体の中の空間に響いていないからにほかなりません

逆にいうと、声の商売をしている人は喉から出てくる声を
効率的に響かせて楽器の様に明るく遠くまで抜ける声を出しているのです


それはまるで高級なスピーカーを使って
音楽を再生するようなもので

自分の口から良く響く声を出すという事です

それには故意に声を響かせようとする意識が必要なのです。

ボーカリストやアナウンサーなど声の商売をする人は全員が意識していることですが、

普段の声で話したり歌ったりする一般の人は全く意識していません

ここが、プロでもアマチュアでも音楽家になろうとするあなたと
一般人との違いであることを意識して今日から行動しましょう。

そうして声の反響、共鳴を意識しない人と
毎日意識しながら声を使うあなたとの差は
グングン開いていくのです。

そして、いつ歌っても周りから上手いと言われるような
安定した声質と称賛を手に入れてください。

それではどこに響かせるのか
どの様にして響かせるのか

この続きは次の記事でお話しします。

まとめ

あなたが音痴の理由は3つ

歌を聞いてもらった時に常に上手だねと言われない
他人にどう聞こえるか自分の声を気にしていない
音程ばかり気にして声質を気にしていない

そして

音程を直すより声質を良くする方が上手くなる

という事ですので、頑張って歌に使える声質に変えて行きましょう

それでは今日はこの辺で。

あなたの音楽ライフが日々レベルアップしていく事を
願っています。

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