自己紹介

自己紹介

心の中に響く音楽をそのまま楽器一つ歌声ひとつで表現出来たらとても素晴らしいと思いませんか?

弾き語りの男女

プロ並みの腕前じゃなくてもいい…

テレビや映画で見たワンシーンの様に、家族と、恋人と、友達とそしてもちろん一人でも。

ただ心の求めるままに気軽に楽器を奏で、歌いたい歌を口ずさむ。

そんな日常が持てたらなんてすばらしい事でしょう。

一度はそんな光景を夢見たあなたなら、このブログはきっと役に立つはずです。

音楽の美しさと感動の正体

このブログは、

この世で最も美しい物「音楽」
その美しさの正体を伝道師として伝え、
あなた自身が望む音楽そのものを手にするお手伝いをするブログです。

レベルに関係なく演奏、理論など音楽の本質を楽しみながら学べるWEB講座のようなものです。

ここであなたは

自分の好きな音楽にもっと簡単に取り組むことが出来るようになり、

優しいレベルから和音の響きを楽しめるようになり、

少しずつ人に聴かせる演奏や歌唱が出来るようになり、

何よりも音楽のすばらしさ、美しさ、感動を身近に手軽に体験できるようになり、

音楽とリンクした人生そのものを華やかに彩ることが出来るようになるでしょう。

質問があればそれにこたえながらそれぞれのフェーズで等身大のまま音楽を実践していける音楽辞典としていきたいと思っています。

ここで、私のプロフィール紹介をしたいと思います。

音楽経験40年以上の元音楽講師

名前 :アイスブレイカー

居住地:関東

出身地:鹿児島県

家族 :既婚、子ども1人

職歴 :ドライバー・飲食店店長・自営業・調査会社相談員・

    ボウリング場スタッフ・音楽講師・学校事務ほか

趣味 :音楽全般・ボウリング・映画・ドライブ・スポーツ中継・

    車中泊・インラインスケート・アウトドア

音楽 :TOTO、エルビスコステロ、ビリージョエル、デビーギブソン、

    ギルバートオサリバン、ホイットニーヒューストン、ラウドネス、

    プリンセスプリンセス、ミスチル、エレカシ、中島みゆき、松岡直也

    アントニオカルロスジョビン、和田アキラ

経歴

物心ついたときから家にはエレクトーンがあり、幼稚園に入る前から鼻歌で作曲を始め、

中学1年生の時音楽の宿題で出された学級歌の作曲が採用されたことをきっかけに吹奏楽部にスカウトされたことから本格的に音楽の世界にのめりこみます。

中学の吹奏楽部時代に楽典の基礎を学び、高校では一転ロックバンドを組みドラムとギターを担当。

大学ではジャズ研でドラムを担当しながらもギターの練習を続ける。

ミュージシャンになるために大学を中退し社会人バンドのギターとして地元で一番のギタリストともてはやされ勘違い(笑)。

都内の某スタジオミュージシャン養成スクールのオーディションに合格し上京を決意。

スクール卒業後、ギターボーカルとしてまだミックスボイスという名前も広まっていなかった当時に独自のハイトーンボーカルメソッドを確立。

10年以上のバンド活動を経てとある小さな学校で音楽講師とボイストレーナーをやっていました。

現在は別の業界で相談員という仕事をしています

それは様々な人々の悩みを聞き、それを解決するためのアドバイザーという仕事です

その仕事を通じ、これまで延べ1000人以上の悩み相談を受けてきました

そこで多くの人たちの悩みに共通する点と望みについて解ってきたことがありました

それは形は千差万別でも、ほとんどの場合、

問題の本質を見つけることが出来ずに表面的な修正だけの繰り返しで停滞し、自由な行動が妨げられている事」
が悩みの原因になっていることです。

そして「好きな事で自分を表現して幸せになりたいと望んでいる」ことが分かってきました

そこでこれまでの経験を何かの形で悩みを持つ人のために役立てることが出来ないかと考えるようになりました。

色んな職業の方の悩み相談を受けてきましたが

ここは自分の一番の経験である音楽で役に立つ情報を発信することによって、今よりもっと思うように自己表現をしたい人たちの悩みを解決したいと考えました

演奏テクニックを極める毎日

正直言って若いころは音楽活動でトップを目指そうとして、ライブでの対バンなど周りのすべてにライバル心を燃やしていました。

演奏テクニックや歌唱法、作曲法など、手の内をほかの奴らに見せる、教えるなど考えられない。と思っていました。

なぜなら、それまで習得した技術は友達や先輩にアドバイスを貰いながらも、子どもの頃から毎日学校以外の時間をすべて使い努力して身に付けたものだからです。

それこそ、学校から帰ってドラムを叩き、夜になるとギターの練習に切り替え、気が付いたらギターを抱えたまま朝ベッドで目を覚ますというほどでした。

そして次第に周りから認められるようになり、年上の人たちとバンド活動をさせてもらえるようになり、地元で一番のテクニックを持つギターリストと言われるようになりました。

そんな私も挫折を味わったことが何度もあります。

地元を離れて大学時代、ドラム担当として始めてジャズ研でライブ出演しようとしたリハーサルで、

先輩や同学年のドラマーから駄目出しを食らうのです。

「お前そんなキックでドラムやるの?」

「お前、テクニックはいいんだけどパワーが無いんだよ」

みんなに言われました

それまで教則本やテレビで見たドラマーのテクニックだけを練習して来て、自分よりレベルの高い本物のプレイヤーを知らなかったからです。

「こうやるんだよ」

言われて優しく手本を見せてくれた友人のプレイを見た時はあまりの迫力に度肝を抜かれたのを昨日のことのように覚えています。

要するに井の中の蛙だったのです。

それでドラムをあきらめたわけではないのですが、元々興味が強かったギターに専念する様になります。

自分よりも上手な人を見つけて一緒にセッションする。

それから出来るだけ色んな所に出かけて行き、多くの人とセッションをやるようになりました。

同じ志を持つものとして自然と友達にもなれました。

そして、次第に自信を取り戻し、ギタリストとしては周囲に一目置かれるテクニックを身に付けることが出来るようになったのです。

そして東京のとあるスタジオミュージシャン養成学校の20名定員というオーディションに挑み、見事合格するのでした。

ところが、そこでも挫折を味わうことになります。

スクールに通いいきなりスタジオで実戦練習を積むわけです。

今となっては当たり前だと思うのですが譜面を渡され曲を3回くらい聞かされただけで一人スタジオに入れられ録音開始です。

じっくり読めば譜面は分かります。しかしギターではTAB譜しか経験のない私は五線譜からギターに落とし込めないのです。

コードカッティングも分数コードや9th以上のテンションてんこ盛り。当然テーマやキメの部分ではどういったメロを引けばいいのかわかりません。

もちろん周りの練習生も同じく四苦八苦していましたが、その中でも何人かはそれなりに演奏できていました。

結局そこでも自分がお山の大将気取りだったことに気づかされました。

音楽に取り組むことは楽器を愛することと知る

練習生になると同時に楽器屋でバイトをすることにしたのですが、そこでも自分の商品知識の無さに自尊心もズタズタにされました。

東京の中心にある世界一楽器ともいわれる楽器街です

そこで働くスタッフ達はおそらく何千点とある楽器の商品名と特徴をしっかりと把握しています。

専門的な知識を持った音楽のスペシャリスト達です

それまで、九州の片田舎でちまちま楽器を演奏しているだけで楽器そのものに対する研究心も知識も持ち合わせていない私は

ギターの種類も有名ミュージシャンもロクに知らなかったのです。

「ギタリストになりたいのにこんな事も知らないの?」と言われ厳しく指導される毎日でした。

それからは必死に楽器の種類を覚え、外国の有名ミュージシャンを聞きまくりました。

そして何とか音楽業界の入り口に立てるくらいの常識を備えさせてもらいました

ボーカルについての苦い経験。

ボーカルについての苦い経験からボイストレーニングに数年間を掛けました

歌が好きでしたし、始めは中々思うように手足が動かない楽器練習より、歌なんて誰でも出来ると甘く見ていました。

実際たまに友達とカラオケにも出かけたりしていました。

バブル当時のあるとき、ステージのあるカラオケバーに仲間たちと飲みに行きました。

各テーブル代表で歌に自信のある人がステージで歌い、スタッフの審査で上手ければウイスキーのボトル一本サービスという企画タイムがありました。

私の友達を含め、各テーブル代表がチャレンジしました。

そしてお店のサービスタイムだったので余程の音痴でない限りほとんどの人が、楽しく歌った後ボトルをゲットしていました。

当然私の友達もボトルをゲット。

続いて私のテーブルでは私が喜び勇んで歌った訳です。

ところが、結果は衝撃の不合格。

司会のスタッフがマイクパフォーマンスで言いました。

「うーん。いまいちでしたね。この歌ではボトルはあげられません。このテーブルはボトル無しで(笑)」

ほぼ全員がボトルを貰っている中で大恥をかいてしまいました。

顔はもう真っ赤になっているのが自分でも分かりました。

せっかくのサービスを期待していたテーブルの仲間も「あーあ。何だよー。」と不満たらたらでした。

人生の中でたった一度きりの他愛のないイベントの中の出来事だったのですが、25年以上たった今でもはっきりと覚えているほどその時は本当にショックでした。

そして、その時初めて自分が歌が下手だと分かったのでした。

しかも、大勢のお客さんのいるステージの上で、その日ほとんどいない下手くその烙印を押されてしまったのです。

それまでは紛れもなく、自分は歌が得意だと思い込んでいたのにです。

ボーカル楽曲は歌が命

それでも、本格的にボーカルを勉強し始めたきっかけになったのは、あるラジオ局の楽曲オーディションにデモテープを送った時の事でした。

当時ライブ活動していたバンドにはほかにボーカルがいて私は歌が下手なのは分かっていましたが、

楽曲を認めてもらえれば歌なんてそんなに上手くなくても採用されるだろうと考えて楽曲の腕試しの為に新曲を作って送りました。

人気のある番組でしたので、最初はボツになって返事も来ないだろうと思っていたらなんと番組から返事が来たのです。

そこにはただ一言「デモテープを拝聴しました。良い曲ですが、楽曲に負けないような歌唱力を身に付けましょう」と書かれていました。

そして、その後別のデモテープを何曲か送りましたがついに返事は来ませんでした。

そこからボーカル曲は歌が命という考えに至り、歌を猛練習する日々が続くのでした。

来る日も来る日も自分の歌声をテープに録音し、自分の好きなアーティストの歌と聞き比べる毎日です。

改めて、自分の声がこんなにも暗くこもっているなんて。

自分歌を聞くのが嫌でした。

何よりも自分の好みのアーティストとのギャップが大きすぎて絶望的な気持ちになりました。

それでも自分のバンドのボーカルを師匠に発声の仕方を学び

ボイトレ本を片っ端から読み漁りました。

当時はまだミックスボイスという概念も知りませんでしたし、とにかく一人で試行錯誤しながら毎日必死で歌い続けました。

そんな中、徐々に声が前に出るようになり

好きなアーティストを何人もコピーし

発声やフレーズの癖も聞き漏らさずメモを取りながら

なりきるまで完コピしているうちに、声質まで明るく、前に出るようになり

独自にたどり着いた発声法でハイC以上のハイトーンを出すこともできるようになりました。

自分の発声法がミドルボイス、ミックスボイスと呼ばれるものだと知ったのは大分後の時代になってからでした。

 

そして、バンドのギターボーカルとしてライブ活動に力を入れていきました。

ちなみに、ある時付き合いで行ったカラオケバーで歌う順番が回ってきました。

どんなもんかと思って歌ってみると、それまで他人の歌を聞き流すようにおしゃべりをしていた見ず知らずの客たちが、私が歌い出したとたんにびっくりした表情で振り返って聞き入っています。

そして、一曲歌い終わると口々に「上手いねー」と褒めてくれました。

数年前にカラオケで笑われた時とは大違いなリアクションに自分自身驚きました。

自分の歌に自信を持った瞬間でした。

その後、プロには縁がありませんでしたが、とある学校で音楽講師をすることとなり、
音楽理論とボイストレーニングを教えることとなりました。

40年以上の音楽経験で分かってきたこと

それまでの経験で覚えたことは何かというと、まず自分はラッキーだったということです。

真剣に音楽に取り組むことで、音楽の中心に挑もうという決心がついた。

そして、その世界はいわゆる「お山の大将」の集まりであることに気づかされたのです。

うぬぼれていた自分のポジションを再認識し

自分よりレベルの高いプレイヤー達の中で自分を磨くことがとても幸せだということに感謝したのでした。

上手い人と付き合い自分の基準を引き上げる事の大切さ

そういった生活の中で心を動かされた音楽家に何人も出会い、話を聞く中で分かってきたこと。

それは、音楽を極めている人の話で最終的にはテクニックが最も大事だと語る人が誰もいなかったことです。

上級者はみんな感性が大事、ハートが大事などと抽象的な事ばかりを語るのです。

もちろんギタースクールの師匠はテクニックを教えてくれましたが、事あるごとに感性の重要性を説いていました。

ところが若かった当時はまだ真剣に聞いておらず、技術だけを一つでも多く吸収しようとして感性を育てる事の優先順位は低かったのを覚えています。

ライブで速弾きなどのテクニックを披露してライバルたちから羨望のまなざしで見られること、

技術が無ければ周りに認められないし、自分でも達成感が得られないと考えていたのです。

しかし、ある程度技術を一通り身に付けることが出来た今、やはり技術よりも大切なものがあると確信できています。

今の若い人たちの多くのプレイを見ていて感じることです。

音楽講師をやめた今、それを、何かの方法で伝えていきたいと思っています。

若いころはテクニックや感情表現を追求することで手いっぱいでした。

しかし、今は趣味で弾き語りをやる程度でギラギラした活動もしていません。

むしろ自分のこの40年以上の経験から得た大切な知識を、まだこれからの若い世代に何とか伝えていく事が出来ないかと考えています。

音楽講師をしていたり、他の若い講師を見ていたりすると

経験の浅いミュージシャンにはテクニック中心に練習時間を使い、音楽の本質的な部分に思いを巡らせている人があまりにも少ないことに気付かされます。

私はピアノ教室にも通っていましたがどちらかというと

習い事として音楽に触れてきた人よりも

軽音楽でバンド活動などから入った人の方が逆にテクニック重視の様に感じられます。

音楽の表現方法としてもちろん技術は重要な要素の一つではあります。

しかし、それはあくまで表現したいことがあって、伝えたいことがあって、

それが心のエモーショナルな部分から湧き出てくるものであることが前提でないと聞く人を感動させられないと思うのです。

また、テクニックだけで仮に感動させることが出来ていたとしても

気持ちを音に乗せれば本当はもっと感動させられるはずなのです。

音楽の美しさと愛を表現したいという気持ちさえあれば。

このブログでは作曲、バンド活動、ギター、ドラム、ピアノ、ボーカル、DTM、音楽専門学校修学、ストリートミュージシャン活動など、様々な活動で得た知識と経験を全て語ろうと思います。

40年以上に渡る私の音楽知識のすべてを発信し

音楽活動をしている人、これから楽器や歌を始めたい人に音楽の美しさと感動の正体を伝えます。

このブログは「音楽道・音楽論」「リーダーシップ論」

今の時代。世の中には音楽を創作するための様々な情報が溢れ、

楽器の弾き方、ボイストレーニング、作曲法、音楽理論など調べれば解らないことは無いと言えるほどインフォメーション・テクノロジーは進化しています。

このブログももちろん音楽のノウハウを綴っていくものでもあるわけですし、

初心者の方のいろいろな悩みを解決へと導けるような便利帳のようなサイトを目指すものです。

それと同時に演奏法、作曲法、発声法などのほかに、私の経験から導き出した

「音楽の美しさと感動の正体」とは何か

どのような心得や心構えで音楽に取り組めば、真の美しさの表現者となれるのかを伝えたい。

その参考となる考え方、観念を発信していくことを柱に音楽の本質を啓蒙していき、

音楽との向き合い方をもっと深く考えてもらい、

あなたの作品とパフォーマンスが唯一無二の輝きを放てるよう全力で情報発信していきます。

そして、このブログを見てくださる皆さんの作品の一つひとつが

感情のこもったハートフルな音楽となり、

世界中で演奏される音楽から作者の愛と情熱があふれ出るものになるように

その一翼を担うことが出来ればいいなと思っています。

このブログは単なる演奏、理論のHowto教材ではなく、

あなたが音楽の真の美しさを追求する求道者になり、

音楽家としてどうあるべきか常に考えるようになり、

関係するメンバーを音楽の崇高な高みへ導くリーダーシップを身に付けられるようになる

音楽論ともいえるブログです。

そして、その内容はほかの音楽ブログと比べても、

普遍的で抽象的な音楽道とも言うべき崇高な内容になると確信しています